- 2018.07.11
- ボリスベッカーにみる自己破産という事件
2度目の自己破産寸前です。
借りたお金は返すことが当たり前ですが、最初の多重債務は自己破産することで借金がゼロになりました。
一方で数あるデメリットの中でも精神的な「人生の負い目」も味わっています。
自己破産を躊躇う方の1番の理由は、この「人生の負い目を背負いたくない」という、道徳心や倫理観などの理由だと思います。
このブログでは自己破産経験者の借金返済方法、債務整理の相談方法や破産後の生活の変化を反面教師的にお伝えしております。
2度目の忍び寄る自己破産ブログ
私は、20代前半に最初のキャッシングをして以来、今日までの20年間で「借金がなかった期間」は自己破産した後のブラックリスト(信用情報機関の金融事故扱い)中の約8年間のみです。
多重債務もここまで来ると生活の一部、人生そのものになります。
それは時代の移り変わりです。
もちろん1度ならずも2度までも平気(正気)でキャッシングをしてしまう自分が悪く100%自業自得なのですが、普通は1度の自己破産で懲りないまでも、ほぼ借りる先が無くなるので自然と多重債務に陥ることはない。
むしろキャッシングだけで2回目の多重債務(破産寸前)は稀なケースなのですが、私の生きた時代は、自己破産した後ブラックリストが解除されると貸金業法が代わり金融業界が変っていました。
自己破産時の債権者 | 現在の多重債務状況 |
武富士・アイフルなどの消費者金融6社 | イオンクレジットカード・楽天カード |
都市銀行(住宅ローン) | アメックス |
アプラス(自動車ローン) | 新興消費者金融 |
地銀カードローン2件 | 信金カードローン2件 |
キャッシング残高400万円 | キャッシング残高320万円 |
2002年に自己破産している私は、ブラックリストが解除された2010年に貸金業法の改正で「総量規制」が施行されて金融業界が変りはじめました。
消費者金融から年収の3分の1以下までしか借りれなくなった、その分を埋めるかのように「銀行カードローンやクレジットカード会社」が新規に開業されていました。
現代の借金地獄は、終わりなきリボ払地獄です。
昔の借金地獄の代名詞が消費者金融であれば、現代の多重債務は銀行カードローンやリボ払い地獄といって過言ではありません。
2016年は、減少し続けていた自己破産申し立て件数も数十年ぶりに増加しました。
私のように2度目の自己破産が忍び寄らないように、 借金返済が苦しいと感じたら早めに対策や専門家への相談をお勧めします。
おすすめ匿名無料の債務相談
自己破産は人生の破滅ではありません。
債務整理は、人生のリ・スタートです。